記事の詳細

クラウドの意味

クラウド(=cloud)とは、直訳すると【雲】という意味です。
インターネットの先にあるコンピュータの形態が実際にどうなっているのか見えづらいことを、雲のかたまりのように表現したことから「cloud=雲」という名称が付いたと言われています。
クラウドは、コンピュータ資源の利用形態のひとつです。利用者がインターネットを通してサービスを受けることやシステムを利用することを指します。利用者側がインターネット接続環境などを用意することで、どの端末からでも、サービス事業者の提供するサービスを利用することができます。近年では、様々な技術も整い、コンピュータの処理能力も進化しているので、クラウドサービスの利用が多く見られています。

SaaS、PaaS、IaaSの違い

クラウドコンピューティングは、以下の3種類に分類されていて、以下を総称してXaaS(ザース)と呼ぶ場合もあります。

SaaS(サース) 「Software as a Service」の略語です。
パソコンにインストールすることなく、ブラウザ上で使用できる様々なアプリケーションのことをSaaSと呼びます。
これまでパッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして提供・利用する形態のことを指します。

PaaS(パース) 「Platform as a Service」の略語です。
ソフトに応じた環境を整えなければならないときに、クラウドによってプラットフォームを提供されることをPaaSと呼びます。
アプリケーションソフトが稼働するためのハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式を、インターネット上のサービスとして提供する形態のことを指します。

IaaS(イァース) 「Infrastructure as a Service」の略語です。
マシンの機能だけを提供し、ユーザーが好きなプラットフォームとアプリケーションを利用できるようにすることをIaaSと呼びます。
情報システムの稼働に必要な仮想サーバーをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット上のサービスとして提供する形態のことを指します。

476_2

クラウドサービスのメリット

従来面倒だった作業や問題点をクラウドサービスを利用することで改善される6つのメリットをご紹介します。

いつでもどこでもアクセス可能

クラウドは、場所を選ばず利用することができるというメリットがあります。
本来、自分のパソコンで作ったデータを外で使用したい場合、データをUSBメモリーに入れて持ち歩くことや、スマートフォンにデータをコピーするなど手間を要します。
そこで、パソコンや携帯電話などで使用するデータを端末(本体)に保存するのではなく、インターネットを介してデータを保管します。保管することで、インターネットに繋がっていれば使用したいときに使用したい場所で利用できるということになります。

初期費用が少ない

クラウドは、基本的に物理的なサーバー機器の導入を必要としません。
自社でサーバーやシステムを用意するとなるとそれ相応の初期投資(イニシャルコスト)がかかってきます。クラウドにおいては、特に小規模のシステムを運用する場面ではその割合が小さくなります。
そのため初期投資(イニシャルコスト)が無料、もしくは安価です。

無駄のない従量制

クラウドサービスは特に、短期間の開発プロジェクトなどで利用価値が高いです。
一般的に一日単価や月単価での料金設定となっていて、使った分だけ支払う無駄のない料金設定となっています。そのことにより、ビジネスの変化に対してスピーディーに対応できるといった利点もあります。

保守、管理コストの低減

自前でシステムを所有した場合、データの保守・管理に人的資源を振り分ける必要が出てきます。しかし、クラウドであればOSのアップデートやアプリケーションの更新作業などは、クラウドサービス提供会社が請け負ってくれるため、結果的に保守・管理コストの削減を期待することができます。

バックアップの必要がない

もし、パソコンやスマートフォンが壊れてしまったときは、オンラインストレージを利用すれば、バックアップ作業はサーバー側で自動的に行ってくれます。
通常、パソコンやスマートフォンに直接保存したデータは、万が一機器が壊れてしまうと復旧はほぼ不可能です。そこで、データの損失や紛失に備えて、メディアにバックアップを取ることが大切ですが、クラウドならその手間を省くことができます。

インストールや更新作業が不要

クラウドサービスではソフトウェアの更新等はサーバー側で行ってくれます。
メールやマイクロソフトオフィスを使用する場合、ソフトのインストールや更新作業が必要でした。そういったときにパソコンの調子が悪くなってしまいシステムの復旧など余計な時間を取られることが多くありました。
クラウドサービスでは、更新作業に伴うシステムの不具合がなくなるということです。

クラウドの簡単な利用方法について

クラウドを利用する為に、特に難しいことはなく、クラウドサービスを利用するための個々のパソコンがインターネットに繋がっていれば簡単に利用することができます。
インターネットを利用する以上、ウイルス等へのセキュリティ対策は欠かせませんが、これについても、通常インターネットの利用以上に特別なことが求められることはありません。
クラウドサービスを利用する場合、データがクラウドサービス事業者側のサーバーに保管されているということ、インターネットを介してデータなどがやり取りされることなどから、十分な情報セキュリティ対策が施されたクラウドサービスの選択が重要であることを理解した上で利用することが大切です。

(記:kambara)

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る