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IT業界の構造(受託開発)

IT業界では、元請けである大手ITベンダーが仕事を取ってきて全体のリーダー的役割を担い、その下請けとなるシステムインテグレータ(SIer)が主な仕事を任されることが多くあります。

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図1:IT業界の構造

ベンダーとは

ソフトウェア(またはハードウェア)の製造元をベンダーといいます。製品やサービス利用者に販売する事業を行います。自らが製品を開発・製造しているとは限りません。ハードメーカー系や通信・商社系、コンサル系など様々あります。
主な大手企業を上げますと・・・
【メーカー系】NEC、富士通、HP、IBM、東芝ソリューション、キャノンソリューションなど
【通信・商社系】NTTデータ、日本ユニシス、伊藤忠テクノなど
【コンサル系】アクセンチュア、野村総研など

システムインテグレータ(SIer)とは

システムインテグレータ(SIer)は情報システムの企画、構築、運用などの業務を顧客の環境に合うように一から構築する人達のことです。
大手のシステムインテグレータのことをITゼネコンと呼ぶこともあります。
顧客の業務内容の分析、問題の抽出から、システムの企画、プログラムの開発、ハードウェア・ソフトウェアの選定・導入、システムの保守・管理まで総合的に行います。受託開発業務が一般的には多くなります。

IT業界の構造(ERPパッケージ開発)

上記では、主にお客様から受託した開発業務の仕組みについて説明しましたが、ERPパッケージ開発(後述)の場合は開発の順序が逆になります。ERPパッケージ開発者は企画を考え、機能を構築し、商品化されたものを利用者へと販売します。利点として、企業のあらゆるところにある情報を一つの場所に集約し、その情報を元に状況をリアルタイムで正確に把握し、経営における戦略・戦術を立てることができます。
開発者側も機能から考えることができ、効率的に開発を行うことができます。開発者は製品開発に注力することができ、利用者の期待を上回る商品を提供することができます。

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図2:経営状況を把握する構造

ERPパッケージ開発とは

そもそもERPとはEnterprise Resources Planningの略称であり、企業を経営するにあたって基本となるヒトやモノ、カネ、情報などを適切に分配して有効活用する計画を意味します。最近では、経営管理における中枢を担うものとして多種多様な業界・業種の企業へと導入されています。

ERPパッケージ開発の販売形態

ERPパッケージ開発にも様々な形態が存在します。業務一切を管理する統合型や、個々の業務をソフト化する業務ソフト型、個々の業務へ導入したものに追加・拡張していくことのできるコンポーネント型などと、目的に合う形態の選択が可能です。
その中でも、最新技術を使用したクラウド型というものも存在します。手法としては、インターネットを介し、アプリケーションとして使用可能な環境を提供します。企業でのサーバー管理や設定の負荷を削減、導入時の時間短縮が可能となり大きな利点となります。

(記:mayaca)

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